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米ウェルズF、審理入り直前に和解-証券貸し付けめぐる訴訟

米銀ウェルズ・ファーゴは証券貸し 付けプログラムの一環として預かった担保の管理が不適切だったとして 退職年金基金から訴えられていた裁判で和解した。両当事者の弁護士が 審理入り直前に判事に伝えた。

この訴訟は3つの退職年金基金が2010年に起こした。14日にはミネ ソタ州セントポールの米連邦地裁で陪審員選びが予定されていた。和解 条件は明らかにされていない。

ウェルズ・ファーゴはこれまでにも、機関投資家の証券を第三者に 一時的に貸し付けるプログラムをめぐって訴訟を起こされている。10年 には3010万ドル(約31億円)の支払いを命じる敗訴の陪審評決を受けた 一方、昨年は別の訴訟で勝訴していた。

原告側はウェルズ・ファーゴが担保を資産担保証券(ABS)や住 宅ローン担保証券(MBS)のほか、最終的にデフォルト(債務不履 行)に陥った2つのストラクチャード・インベストメント・ビークル (SIV、投資目的会社)に投資し、担保を保全するという原告側との 約束に違反したと主張していた。

同行は14日の発表資料で、原告側の指摘をあらためて否定した上 で、和解は実際の損失額を最小限にとどめるものだと説明した。

原題:Wells Fargo Securities Lending Suit Settled on Eve of Trial (1)(抜粋)

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