アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。前週まで週間ベースで3週続伸となっている ハンセン指数が高い。時価総額で世界2位の取引所運営会社、香港取引 所は中国本土市場との相互乗り入れ計画を好感して続伸した。

香港取引所(388 HK)は2.6%高。先週12%高となった流れを引き 継いだ。菓子・飲料メーカーの中国旺旺(151 HK)は5.2%高と、ハン セン指数の上昇を主導。ハンセン中国企業株(H株)指数の構成銘柄で は、長城汽車(2333 HK)が2.3%高となった。

中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は子会社が損失予想を発 表したことから0.8%安となった。

ハンセン指数は前週末比35.16ポイント(0.2%)高の23038.80で取 引を終了。一時0.4%安となった。同指数は先週、香港、上海両市場の 相互乗り入れ計画を中国が公表したことを受けて証券株が買われ、週間 で2.2%高となっていた。H株指数も前週末比0.2%高の10244.02。

智易東方証券の藺常念最高経営責任者(CEO)は「相互乗り入れ については依然、総じて楽観的な見方がある。投資家は香港の利益にな ると確信している」と指摘。「市場参加者は中国景気の減速を予期して おり、経済成長率が7.5%を下回ったとしても相場はさほどマイナスに 反応はしないだろう」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式市場で、上海総合指数が上昇。週間ベースで8週間ぶりの 大幅高を記録した先週の流れを引き継いだ。1-3月(第1四半期)は 大幅増益のもようだと発表した重慶長安汽車など、自動車銘柄が上昇。 一方、銀行株は下落した。

重慶長安汽車(000625 CH)は10%高。1-3月の純利益が4倍近 くになったもようだと発表した。アジア最大の製油会社、中国石油化工 (SINOPEC、600028 CH)は2.3%高。

中信銀行(CITIC銀行、601998 CH)は2%安。先週は11%上 昇していた。不動産開発の蘇寧環球(000718 CH)は1カ月ぶりの大き な下げとなった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動する 上海総合指数は前週末比1.00ポイント(0.1%)高の2131.54。一 時0.7%安となる場面もあった。上海と香港の取引所が相互開放で合意 したことが好感され、先週は週間で3.5%上昇していた。上海、深圳両 証取のA株に連動しているCSI300指数は前週末比0.1%安 の2268.61。

華西証券の毛勝アナリストは「先週は中国本土と香港の取引所開放 合意に沸いたが、影響はそれほど大きくないかもしれないとの冷静な見 方が週末に広がった」と指摘。「重慶長安汽車の利益に関する発表は素 晴らしく、それが株価を押し上げた」と述べた。

【インド株式市況】

14日のインド株式市場は祝日のため休場。取引は15日に再開され る。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比69.70ポイント(1.3%)安 の5358.95。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比0.42ポイント安の1997.02。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比50.63ポイント(0.6%)安の8857.42。

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