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北海ブレント原油、WTIともに上昇-ウクライナ情勢緊迫化

ロンドン市場の北海ブレント原油相 場は14日の時間外取引で3営業日ぶりに上昇。ウェスト・テキサス・イ ンターミディエート(WTI)原油も上昇。ウクライナ東部情勢の緊迫 化で欧州へのエネルギー供給が途絶する可能性があるとの懸念が強まっ た。

ブレント原油先物相場は一時、0.6%上昇。ウクライナ東部のスラ ビャンスクで政府の治安部隊と親ロシア派勢力との間で武力衝突が起き たことを受けて、ロシアは国連安全保障理事会に緊急会合開催を要請し た。石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるリビアの首相が先週末、 辞任したことも相場の押し上げ材料になった。

CMCマーケッツのチーフストラテジスト、マイケル・マッカーシ ー氏は「相場が堅調になっている主因はウクライナ情勢に対する懸念 だ。緊迫化が再燃している。テクニカル的な観点からは厚い上値抵抗線 に達するまで相場はまだ上昇する余地がある」と述べた。

ICEフューチャーズ・ヨーロッパ(ロンドン)のブレント先物5 月限は一時、59セント高の1バレル当たり107.92ドルを付けた。5月限 は15日に納会を迎える。先週は0.6%上昇した。6月限はシドニー時間 午前11時9分(日本時間同10時9分)現在、49セント高の107.89ドルで 推移。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は一 時、59セント(0.6%)高の104.33ドルを付けた。先週の上昇率 は2.6%。WTIとブレントとの価格差は3.62ドル。11日は3.59ドル で、昨年9月以来の小ささだった。

原題:Brent Crude Rises With WTI as Tension Escalates in East Ukraine(抜粋)

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