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CMEは高頻度トレーダーに先に注文情報見せた-利用者が提訴

世界最大の先物市場運営会社、米 CMEグループは高頻度トレーダーに注文情報を他の市場参加者よりも 先に提供したとして、利用者が同社を相手取り提訴した。

シカゴ商業取引所(CME)とシカゴ商品取引所(CBOT)を傘 下に置くCMEグループは、金利や株価指数、通貨、エネルギー関連商 品、農産物の先物を取り扱う。利用者らは「市場の不正」だと主張し、 取引所利用者による集団代表訴訟の形式の認定を求めている。CMEは 発表文で、こうした訴えを否定した。

今月11日にシカゴの連邦地裁に提出された訴状によると、CBOT とCMEは2007年の初め以降、先物の売買注文全てが市場全体に示され る前に高頻度トレーダーが垣間見れるようにし始めた。売買注文を入力 した個人もしくは主体が受注確認を受け取る前に、のぞき見ることがで きたという。

CMEグループは発表文で、「今回の訴訟は主張の裏付けとなる事 実に欠けるものであり、さらに悪いことにわれわれの市場運営の在り方 に関する根本的な誤解を示している」と指摘。「この訴えには根拠がな い。われわれはしっかりと抗弁する意向だ」と表明した。

原題:CME Gave High-Frequency Traders Peek at Market, Lawsuit Claims(抜粋)

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