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中国輸出データのゆがみ、6月まで継続か-アナリストに難題

統計のゆがみにより中国の貿易の分 析は少なくとも6月までは混乱した状態が続く見通しで、アナリストに とって中国経済の強さを判断するのが一層困難になることが予想され る。

中国当局が不正輸出送り状を取り締まった後の2013年5月からの貿 易データについては、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グル ープ(RBS)のエコノミスト、ルイス・クイジス氏(香港在勤)は 「かなりクリーン」な数字だとみており、6月以降はこれらの数字との 対比が示される見通しだ。10日発表の3月の貿易統計では、輸出が市場 予想に反して前年同月比6.6%減少したことが示されたが、RBSによ ると、これはゆがみがピークに達したことを表わしているという。

中国は数字の水増しを認めながらも修正には消極的で、世界金融危 機以降で最悪の成長減速を経験しながらも、貿易データがクイジス氏の ようなアナリストが考える水準を上回っている理由について説明する責 任が残されている。商品相場やアジアの成長をけん引する中国に対し て、ゆがみにより雇用や国内総生産(GDP)など統計の質は不十分だ との懸念がさらに高まっている。

クイジス氏は「多くの説明をしなければならないため、いら立たし い」と指摘。「非常に弱い数字が発表されたら、不正輸出送り状といっ た複雑な理由のため実際はそれほど悪くないと説明する必要がある。実 態が本当はどうなのかについて、われわれ全員はますます疑問を抱いて いる」と述べた。

原題:China Fake Data to Skew More Export Numbers as Analysts Struggle(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan、Nerys Avery.

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