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スペインとフランスの首相、ユーロ高へのECBの無策を批判

スペインのラホイ首相とフランスの バルス首相は共に欧州中央銀行(ECB)のユーロ高に対する無策を批 判。ユーロ高が域内経済の回復を阻害していると指摘した。

ラホイ首相は9日の議会で、「為替レートを変えたい」と発言。 「見方の異なる人たちに決定権限がある」ものの、低インフレの問題に 対処する必要があると述べた。一方、バルス首相は8日、輸出拡大と赤 字削減の取り組みがユーロ高のために無駄になっていると述べ、ECB と「極めて直接的な形で」金融緩和について議論したいと語った。サパ ン仏財務相は9日、ユーロ上昇が「影響を及ぼす」と指摘した。

現在、ユーロ圏のインフレ率は目標の約4分の1にとどまってお り、ユーロ相場は2012年の欧州債務危機のピーク時の1ユーロ=1.21ド ルから1.38ドル前後まで上昇した。こうした中で、両首相の発言はドラ ギECB総裁に対し、追加刺激策を求める圧力が強まっていることを示 す。

原題:Spain’s Rajoy, France’s Valls Take Aim at ECB Over Strong Euro(抜粋)

--取材協力:Ben Sills.

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