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WTI原油、世界指標に返り咲き-余剰在庫減で価格差縮小

ウェスト・テキサス・インターミデ ィエート(WTI)原油が世界の主要指標に返り咲きつつある。余剰在 庫が減少し、北海ブレント原油との価格差が縮小しているためだ。

WTI先物の受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングの在庫 は3月に4年ぶりの低水準に減少した。世界の原油の半分以上の指標と なっているブレントとの価格差は1バレル当たり約5ドルまで縮小して いる。2013年2月には一時、23ドルまで広がった。先物とオプションの 建玉(未決済残高)は今年、3.2%増加した。過去3年間では14%減少 していた。

WTIとブレントの価格差縮小の背景には、パイプライン網の改善 によりメキシコ湾岸の製油地帯へのWTIの油送が増加し、世界の取引 状況との連動性が戻ったことがある。

コンサルティング会社ショーク・グループ(ペンシルベニア州)の スティーブン・ショーク社長は、「余剰在庫を抱え込むことはもうな い。価格が正常化し、ブレントとの価格差が縮小したことでWTIは再 び指標になりつつある」と述べた。

原題:WTI Oil Poised for Benchmark Comeback as Glut Diminishes: Energy(抜粋)

--取材協力:Carlos Manuel Rodriguez.

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