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GMに制裁金、リコールめぐる回答期限守らず-米運輸当局

米自動車メーカー最大手ゼネラル・ モーターズ(GM)はイグニッションスイッチ(始動装置)の不具合に よるリコール(無料の回収・修理)が遅れた理由の説明義務を期限まで に十分果たさなかったとして、米運輸省道路交通安全局(NHTSA) から1日当たり7000ドル(約71万円)の制裁金支払いを求められた。

NHTSAが8日明らかにしたところによれば、GMは提出期限の 3日の時点で回答を求められた項目の3分の1強に答えていなかった。 NHTSAはGMのリコールの遅れが法律違反に当たらないかどうかを 調査している。始動装置の不具合は13人の死亡との関連性が指摘されて いる。

NHTSAのケビン・ビンセント主任顧問は8日付のGM宛て書簡 で、GMへの制裁金はこれまでに2万8000ドルに達したと述べた。内部 調査が完了するまでNHTSAの要求に全て応じることはできないとし たGMの説明に対し、同主任顧問は「的外れ」だと指摘。「GMが直ち に特別命令を完全履行し、その日までの制裁金を全て支払わなければ、 NHTSAはこの案件への対応を司法省に求める可能性がある」と表明 した。

GMの広報担当グレッグ・マーティン氏は電子メールで配布した発 表資料で、「正確かつ充実した回答を提供したいという当社の考えが NHTSAに理解されるとわれわれは信じる。利用可能になり次第、回 答と事実を引き続き提供していくつもりであり、建設的なやり方で取り 組みたい」と述べた。

NHTSAは3月4日付のGMへの特別命令で、「シボレー」など 米国で販売されたモデルの始動装置の不具合が判明した時期など107の 質問事項を提示し、回答を求めた。

事情に詳しい関係者によれば、GMはNHTSAのほか、議会と司 法省の調査にも直面している。

原題:GM Fined by U.S. Safety Agency for Incomplete Recall Answers (2)(抜粋)

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