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ドイツ銀やバークレイズ、証券化めぐるバーゼル規制案に異論

ドイツ銀行や英バークレイズなどの 銀行は、資産担保証券(ABS)に関する銀行自己資本規制の改正案に 異論を唱えた。バーゼル銀行監督委員会の案は債権の証券化を妨げ、法 人向け融資促進の取り組みに害を及ぼすと論じた。

バーゼル委がウェブサイトに意見公募に対する銀行の反応を掲載。 それによると銀行側は、バーゼル委案では一部の証券化の負担が重くな り過ぎ、銀行が証券化商品への投資を手控える原因になるだろうと論じ ている。

ドイツ銀はバーゼル委への回答で「規制案が変更されなければ、銀 行が証券化に参加する意欲を大幅に低下させ、借り手が利用しやすいコ ストでの信用供与を妨げる可能性がある」と論じた。新規制は「非常に 懲罰的」となるリスクがあると指摘した。

バーゼル委は金融危機以来、ABSをめぐる資本規則の策定を進め てきた。銀行が保有資産のリスクをカバーするのに十分な資本を持つこ とを重視するバーゼル委が昨年12月に公表した案は、銀行がABSに絡 む損失を吸収するために保持する資本を最小限にする能力を抑える。

バーゼル委案の修正を求めたのはドイツ銀とバークレイズに加え、 ウニクレディトやクレディ・スイス・グループ、日本の全国銀行協会な ど。バーゼル委は電子メールで、問題を慎重に検討するとコメント。個 別の銀行からの指摘には言及しなかった。

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