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米小売店のカード情報流出、ロシアの犯罪組織が関与-関係者

米高級小売りチェーン、ニーマン・ マーカス・グループのクレジットカード決済システムに不正アクセスし たハッカーはロシアの犯罪組織に属していると、事情に詳しい関係者が 明らかにした。この組織は過去7年間に複数の小売業者から1億6000万 余りのクレジットカード番号を盗んでいたという。

このロシアの組織については米当局も把握しており、メンバー数人 を起訴したほか、シティグループやJCペニーなど100社余りへのハッ キングに関与したと主張している。

匿名を条件に語った米元当局者2人によれば、国際的なおとり捜査 やロシアの情報当局者との極秘会議にもかかわらず、この犯罪網を遮断 する取り組みは失敗に終わっている。元当局者の1人によると、米連邦 捜査局(FBI)当局者は2008、09年にロシアの当局者と会い、ハッカ ーの居場所特定やハッキング阻止につながる可能性のある情報を共有し た。

ブッシュ前米政権でサイバーセキュリティ担当の特別補佐官を務め たリチャード・クラーク氏は「FBIは協力を取り付けようとし、国務 省は支援を要請したが、事態は動かないため、現状での法的措置の選択 肢はかなり限られている」と指摘した。

FBIと、大統領警護を担当するシークレットサービス、ロシア連 邦保安局(FSB)はコメントを控えた。ニーマン・マーカスの広報担 当、ジンジャー・リーダー氏に電子メールでコメントを求めたが、回答 は得られていない。

原題:Neiman Marcus Data Breach Said Work of Russians Who Eluded U.S.(抜粋)

--取材協力:David Voreacos、Jake Rudnitsky.

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