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PE投資会社、半数以上が不当な手数料請求-SEC内部調査

プライベートエクイティ(PE、未 公開株)投資会社の過半数が出資する企業に手数料や費用を水増し請求 していることが、米証券取引委員会(SEC)の内部調査で分かった。 今後、SECによる処分が相次ぐ可能性が高い。

SECのスタッフが調査したPE投資会社約400社のうち、半数以 上が投資家に通知せずに不当な手数料や費用を請求していた。調査結果 が未公表であることを理由に、SECの調査結果に詳しい関係者が匿名 で語った。水増し請求の一部は過ちと見られるが、一部は意図的行為の 可能性があるという。

2010年に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)で資産運 用会社の監視強化の権限を得たのを受け、SECは3兆5000億ドル (約360兆円)規模のPE業界の調査に着手。対象企業の多数が初めて SEC調査を受けた。12年12月までの調査で、手数料の計算を誤った り、ポートフォリオにある企業から資金を不適切に回収したり、ファン ドの資産を利用して自らの経費を負担したりしていた事例が発覚した。

ウィルキー・ファー・アンド・ギャラガーの資産運用部門共同責任 者バリー・バーバッシュ氏は、「多くの慣行がSECの目には利益相反 と映った。SECはこうした利益相反が是正され、一部の慣行が根本的 に変わることを望んでおり、私もそうなると確信している」と述べた。

SECのネスター報道官は調査についてコメントを控えた。

原題:Bogus Private-Equity Fees Said Found at 200 Firms in SEC Review(抜粋)

--取材協力:Dave Michaels.

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