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ドラギ総裁がチクリ-FRBにもIMFの「惜しみなき」助言を

国際通貨基金(IMF)は欧州中央 銀行(ECB)にだけでなく、米連邦準備制度理事会(FRB)にも、 金融政策決定の会合前日に「惜しみなき」助言をしてはどうか。

ECBのドラギ総裁は3日、定例政策委員会後に開いた記者会見の 質疑応答でこう述べ、IMFのラガルド専務理事が2日の講演でECB に対し非標準的措置を含む一段の金融緩和の必要性を指摘したことを皮 肉ってみせた。

ラガルド専務理事はワシントンのジョンズ・ホプキンス大学高等国 際問題研究大学院(SAIS)で講演し、「特にユーロ圏を中心に、私 がローフレーションと呼ぶリスクが台頭している」と言明。持続的な低 インフレによって需要や生産が圧迫されかねず、「さらなる金融緩和が 必要だ」としていた。

同専務理事の発言について問われたドラギ総裁は、IMFからの指 摘には「非常に感謝している」とコメント。IMFからは「われわれが 何をすべきで、何をすべきでないか惜しみなきアドバイスを受けたが、 例えば米連邦公開市場委員会(FOMC)開催前日に声明を発表すると いった形で、他の金融当局にも気前よく振る舞ってもらいたい」と、注 文の一言を忘れなかった。

原題:Draghi Quips IMF Should Extend Its ‘Generous’ Advice to Fed(抜粋)

--取材協力:Jennifer Ryan、Catherine Bosley、Jana Randow、Jeff Black、Stefan Riecher、Alessandro Speciale.

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