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ルイス本の発売後に高頻度と取引所株価上昇-うわさで売りか

ハイフリークエンシー(高頻度)取 引を行うトレーダーを八百長を行うペテン師連中として描いた作家のマ イケル・ルイス氏の新著「フラッシュ・ボーイズ(原題)」の発売後、 上場されている高頻度取引会社1社の株価が上昇するという奇妙な現象 が起きている。トレーダーと結託して市場を操作していると批判された 取引所運営会社の株価も値上がりしている。

米高頻度取引会社ゲトコとマーケットメーカー(値付け業者)ナイ ト・キャピタル・グループの統合で誕生したKCGホールディングスの 株価は、新著が発売され、CBSのインタビュー番組「60ミニッツ」で 取り上げられた後の3営業日で3.4%上昇した。

同じ期間にニューヨーク証券取引所(NYSE)を傘下に置く米イ ンターコンチネンタル取引所(ICE)は2.1%、ナスダックOMXグ ループも0.7%それぞれ値上がりした。

KCGの株価は先週4.3%安と、昨年9月以来で最も大きく下げ た。ICEも先週3.8%値下がりし、ナスダックは3月7日から先週ま での間に10%下落していた。ルイス氏の新著が高頻度取引業界を酷評す る内容になると予想されていたため、ウォール街で古くから言われる格 言「うわさで買い、ニュースで売る」の逆をいく「うわさで売り、ニュ ースで買う」現象が起きたのではないかとの説明も広まっている。

原題:Lewis Superhero Fighting Robots Can’t Foil Rally in Robot Shares(抜粋)

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