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米国株:下落、テクノロジーなど安い-雇用統計控え様子見

米株式相場は下落。消費関連やテク ノロジー銘柄が安い。労働省は4日に3月の雇用統計を発表する。

ナスダック・バイオテクノロジー指数は4日ぶりに下落。ナスダッ ク総合指数は5日ぶりに下げた。書店チェーンのバーンズ・アンド・ノ ーブル(B&N)は大幅安。リバティ・メディアが保有株を減らすと発 表したことが嫌気された。事実上の株式分割を行ったグーグルはクラス A株、クラスC株ともに値上がりした。アナダルコ・ペトロリアムは急 伸し、上場来高値となった。環境汚染の訴訟で政府と和解したことが好 感された。

S&P500種株価指数は前日比0.1%安の1888.77。過去2日間は終 値ベースで過去最高値を更新していた。ダウ工業株30種平均はこの 日0.45ドル下げて16572.55ドル。ダウ平均はこの日、取引時間中の最高 値を更新した。

バンヤン・パートナーズのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・ パブリク氏(ニューヨーク在勤)は「市場はなお前向きでいたいと考え ており、明るい地合いを維持しているが、時折若干の抵抗はあるもの だ」と指摘。「誰も過去最高値で買いたくはない。今がその状況だ。市 場参加者は若干慎重さを強めている。雇用統計の発表が近づいており、 様子見モードになる」と述べた。

S&P500種

S&P500種は前日、4営業日続伸となり過去最高値1890.90に達し た。3月の民間雇用者数の伸びを受け、経済成長に対する楽観が強まっ た。

S&P500種は1-3月期に1.3%高と、5四半期連続での上昇とな った。株価収益率(PER、実績ベース)は17.4倍。ブルームバーグの データによると、これは2010年以降で最高。また過去5年間の平均 を11%上回る。

小型株で構成するラッセル2000種指数は1%安と、5営業日ぶりに 反落。先週は3.5%下げていた。

この日発表された先週分の米新規失業保険申請件数は市場予想を上 回った。6カ月ぶり低水準だった前週からの増加となり、労働市場の改 善が一様でないことを示した。

経済指標

米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数 は53.1と、4年ぶり低水準だった前月の51.6から上昇した。ブルームバ ーグがまとめたエコノミストの予想中央値は53.5への上昇だった。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、4日発表の 3月の雇用統計では雇用者の増加が見込まれている。

今年に入り、冬の悪天候の影響で雇用や製造業生産の指標で軟調な 内容が続いていた。

ロベスコSAM(チューリヒ)のポートフォリオマネジャー、カ イ・ファシンガー氏は「ネガティブな指標が出ても、現時点では市場は ほとんど気に掛けないだろう。材料視されたとしても極めて短期間だ」 と指摘。「これは投資家が明らかに楽観的になっていることを示してい る。特にあすの雇用統計で良い数字が出れば、相場はさらに上昇する可 能性がある」と述べた。

この日はS&P500種の業種別10指数のうち4指数が下落。テクノ ロジーと選択的消費関連が特に下げた。

ナスダック・バイオテクノロジー指数は2.7%安。ここ1カ月での 下げは11%に達した。

バーンズ・アンド・ノーブルは14%安の19.12ドル。

グーグルのクラスC株は0.5%高の569.74ドル。クラスA株は0.6% 上げて571.50ドル。

アナダルコは15%高の99.02ドルだった。

原題:U.S. Stocks Fall From Records as Tech, Consumer Shares Retreat(抜粋)

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