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ECB:政策金利を据え置き-デフレ阻止で新たな措置検討中

欧州中央銀行(ECB)は3日、政 策金利を据え置いた。ユーロ圏のインフレ率は4年余りで最低の水準に 落ち込んでおり、当局者らは新たな措置について検討している。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節 手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最 低応札金利を0.25%で据え置くことを決めた。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査で57人中54人が予想 していた通りの結果だった。ECBは中銀預金金利と限界貸出金利もそ れぞれゼロと0.75%で据え置いた。

ユーロ圏の3月のインフレ率は0.5%と、2009年11月以来の低水準 に落ち込んだ。スペインでは物価が09年以来で初めて前年同月比で下落 した。デフレのリスクが懸念される中で、ドイツ連邦銀行のバイトマン 総裁ですら先週、日本のようなデフレを防ぐために量的緩和も排除しな い姿勢を示唆した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の 欧州担当シニアエコノミスト、リチャード・バーウェル氏は「ドラギ総 裁は明確にハト派的なメッセージを送ってくるだろう。総裁が目指すの は、政策委の方針、為替相場に対する敏感度、非伝統的措置への踏み込 み度合いについて、市場の認識を動かすことだ」と話している。

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