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ナティクシス日本証券:年内に日本で50%の人員増強へ

フランスの投資銀行ナティクシス は日本拠点の人員を5割増強する計画だ。同社では今後、母国以外から の収益を増やしていきたい考えで、日本をアジアでの重要拠点と位置付 けている。

ナティクシス日本証券は年内にも現在の40人から60人程度に拡大す る。ナティクシスのローラン・ミニョン最高経営責任者(CEO)が来 日の際にブルームバーグ・ニュースの取材に応じ明らかにした。フィク ストインカムやデリバティブなどエクイティ関連のセールス業務を強化 していく方針としている。

ナティクシスはフランスで第2位(支店規模)の銀行であるグルー プBPCEの投資銀行部門。収益(売上高に相当)を2017年に80億ユー ロ(1兆1400億円)まで拡大する目標を掲げ、企業向けバンキング業務 や資産運用ビジネスに照準を合わせ強化。08年以降の金融危機で低下し た収益力の向上に取り組んでいる。

ミニョン氏(50)は3月28日のインタビューで、「成長のためには われわれの業務をインターナショナルで発展させることが肝要だ」と述 べ、「アジアでは特に日本業務にフォーカスしている」と語った。

日本での収益増強計画

ナティクシス日本証券は日本でこれまでバークレイズやBNPパリ バ、JPモルガンなどから人材を起用してきた。同社の東京のセールス は現在9人と昨年の3人から増えている。ミニョン氏によると、直近で はサムライ債など債券資本市場部門の責任者を採用したという。

ナティクシスの親会社であるグループBPCEは昨年、1300億円規 模のサムライ債を起債。発行体としても日本の金融資本市場で存在感を 示している。

インタビューに同席したナティクシス日本証券のローラン・ジロー 社長は、13年の日本での収益は70%増加し、アジア太平洋地域全体 の18%程度を占めているとした上で、今後3年間でそれを4割まで拡大 したい考えを明らかにした。

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