コンテンツにスキップする

【今日のチャート】スペイン利回りが米国債に接近

2012年にスペイン5年国債は同年限 の米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)が700べーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)に達した。それから2年後、スペイン債の 利回りは米国債を下回りそうな動きだ。

今日のチャートはスペイン国債のスプレッドが6bpに縮小してい ることを示す(オレンジの線)。ブルームバーグの集計データによる と、これはスペイン国債利回りが米国債に並んだ07年10月以来の低水 準。債務危機のさなかに欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ 防衛を表明してからスプレッドは縮小。米国では来年にも利上げがある との投資家の見方も影響している。

ダンスケ銀行のアナリスト、オーウェン・カラン氏(ダブリン在 勤)は「ユーロ崩壊やデフォルト(債務不履行)への懸念が行き過ぎて いた。今はそうした問題の調整や正常化が見られている」と述べた。

ドラギ総裁がユーロを守るためには「何でもする」と表明した前日 の12年7月25日に、スペイン5年債利回りはユーロ導入後最高とな る7.785%に上昇した。その後、投資家は市場に回帰し、先週には利回 りが過去最低を付けた。

一方、5年物米国債利回りは3月21日までの週に17bp上昇と、昨 年8月以来最大の上げ。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議 長は資産購入計画の終了後から6カ月前後に利上げに踏み切る可能性に 言及している。

原題:Spanish Yields Approach Parity With Treasuries: Chart of the Day(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE