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GMは「刑事責任問われる恐れも」、CEO追及-上院公聴会

米自動車メーカー、ゼネラル・モー ターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は2日、 イグニッションスイッチ(始動装置)の不具合で同社が実施したリコー ル(無料の回収・修理)をめぐり開かれた米上院の公聴会で証言した。

バーラCEOは前日の下院公聴会に続き証言に臨んだ。この日の公 聴会では上院議員らが厳しく追及。GMには「隠蔽(いんぺい)の企業 風土」があるとの批判や、刑事責任に問われる可能性があるとの指摘が 集中した。

バーラCEOは少なくとも13人の死亡との関連性が指摘されている 始動装置の設計変更の際、部品番号が変えられず、不具合の修正が隠蔽 された形になったことは「全く許し難い」と述べた。さらにGMは過去 はコストを重視してきたが、現在は顧客を「指針」にしているとの前日 の下院での発言を繰り返した。

ケリー・エイヨット議員(共和、ニューハンプシャー州)は部品番 号を変えずに設計が変更されたことは単なる悪い慣行で済まされないと 発言。「私にとってこれは許せるかどうかの問題ではない。犯罪的な欺 瞞(ぎまん)だ」とし、「誰かがこの決定をし、GMが承認した。われ われは真相を徹底的に究明すべきだ」と指摘した。

元コネティカット州司法長官のリチャード・ブルーメンソール議員 (民主、コネティカット州)はGMが刑事責任に問われる可能性がある と語った。

上院公聴会終了後、バーラCEOは議員らの追及は「厳しかったが フェアだった」とした上で、GMは今後も議会と情報を共有していくと 発言。「当面、われわれは顧客の車の修理と信頼回復に向け引き続き全 力を尽くす」と言明した。

原題:GM Accused of ‘Criminal Deception’ as Barra Pushed on Recall (1)(抜粋)

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