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ロシア市場トリプル安-ルーブルは1カ月ぶり大幅下落

2日のロシア金融市場では、通貨ル ーブルが1カ月ぶりの大きな下げとなり、株価も下落した。ロシアが外 貨購入計画を発表したほか、米議会が対ロ追加制裁を盛り込んだ法案を 可決した。国債価格も下落。5週間ぶりの国債入札で、応札額が発行予 定額に届かなかった。

ルーブルはモスクワ時間午後6時(日本時間同11時)現在、ドルと ユーロで構成するロシア中央銀行の通貨バスケットに対して0.7%安 の41.3838ルーブル。終値ベースで3月7日以来の大幅下落となった。 ロシア株の指標のMICEX指数は0.2%安の1373.33で終了。前日は1 カ月ぶり高値を付けていた。2023年8月償還の国債利回りは9ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上げて8.93%と、利回りは4営業日 ぶりに上昇した。

ロシアのシルアノフ財務相はモスクワで2日、数日以内に政府系フ ァンド(SWF)「リザーブ・ファンド」向けの外貨購入を再開すると 表明した。政府が実施した国債入札で応札額は77億3000万ルーブルと、 予定額の200億ルーブルを下回った。米下院は1日、ロシア当局者への 制裁を盛り込んだウクライナ支援法案を可決した。

アルファ銀行の外為トレーダー、イーゴリ・アキンシン氏は電話取 材で、「シルアノフ財務相の発言を受けて、ルーブルは大きく下げた」 と指摘。「制裁をめぐる懸念で、トレーダーはルーブルの取引に消極的 になっている」と述べた。

原題:Ruble to Micex Decline on U.S. Sanction Woes, Siluanov Comments(抜粋)

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