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米とEU、欧州・ウクライナ向けエネルギー供給多様化で協議

欧州連合(EU)と米国は欧州とウ クライナへのエネルギー供給について、ロシアとの協力関係を続けなが らも多様化に向けて協調して取り組む意向だ。

EUと米国のエネルギー協議会が2日ブリュッセルで開催され、欧 州のエネルギー安全保障の強化について協議した。欧州のガス供給の3 分の1を担うロシアがウクライナのクリミア半島を編入したため、西側 諸国とロシアの緊張は冷戦終了後で最悪のレベルにまで高まっている。

EUの声明によると、同協議会は欧州に対し、供給源の多様化促進 やエネルギー効率性の向上、エネルギー市場の統合完了を求めたほか、 米国産の液化天然ガス(LNG)の将来性を評価した。

国際エネルギー機関(IEA)によれば、現在60%とされるEUの 域外エネルギーへの依存度は2035年までには80%に上昇すると予想され ている。EU首脳会議は先月、EUの行政執行機関である欧州委員会に 対し、ロシアへのエネルギー依存をどのように低下させ、供給の安全保 障をどのように高めるかについて、6月までに工程表を作成するよう指 示した。

オバマ米大統領は3月26日にブリュッセルで、米国産LNGの輸出 を自ら売り込んだ。シェール(頁岩層)からの増産を受け、LNG輸出 は2010年代のうちに始まると予想されている。

原題:U.S. Joins EU in Seeking New Gas Sources for Europe, Ukraine (1)(抜粋)

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