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PIMCO:豪州経済は中国の影響受けやすい-豪ドル下落も

オーストラリア経済は中国の景気減 速の影響を受けやすく、内需に改善の兆しが表れているにもかかわらず 豪ドルは下落する可能性があると米パシフィック・インベストメント・ マネジメント(PIMCO) が指摘した。中国のリスクは「下向き方 向」に傾いているとしている。

PIMCOのシドニー在勤の運用担当者、アダム・ボウ、ロバー ト・ミード両氏は同社のウェブサイトに掲載した論評で、豪州では住宅 投資の拡大や企業景況感の改善によってある程度緩和されるとしても、 鉱業投資の落ち込みが2014年の成長にとって最も大きな障害になると予 想した。両氏は中心的なシナリオではないが、中国からの悪いショック に対するヘッジ手段として、豪ドル下落に備えるポジションを選好して いると説明した。

ボウ氏らは「中国の成長が徐々に減速するとの見方を変えていない が、最近は不透明さが生じており、見通しのリスクは下向き方向に傾い ている」と分析。中国の成長率が6.5%を下回る場合、豪州の成長に悪 影響が及び、「オーストラリア準備銀行(中央銀行)による追加緩和が 必要になる可能性が高い」とした。

PIMCOは中国の成長率を6.5-7.5%と予測。中国当局が銀行業 界の外での過剰な信用創造に伴う影響に何とか対応し、構造改革の推進 を目指す状況では、景気の勢いを維持することが難しくなる可能性があ るとボウ氏らはみている。

原題:Pimco Says Aussie Is Hedge for China Risk as Local Data Improve(抜粋)

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