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日本株は輸出や銀行高い、陸運や電力安い-株価指数もみあい

東京株式相場は続伸する見通しだ。 円安や堅調な米国市場を好感して、電機や自動車など輸出関連株を中心 に買いが入りそうだ。きょうは日本銀行が企業短期経済観測調査を発表 する。

SMBCフレンド証券投資情報部の松野利彦チーフストラテジスト は、「新年度入りに向かい、強い地合いが続いている」と指摘する。円 安や米国市場の上昇を受け「きょうもその流れが継続する可能性が高 い」と話す。「新しい四半期に入り、外国人投資家の買いが入る可能性 もある」とした。

3月31日の米株式相場は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)の イエレン議長が金融面からの景気支援継続を示唆したほか、ウクライナ で緊張緩和の兆しが見られることが手掛かり。S&P500種株価指数は 四半期ベースで5四半期続伸となった。

イエレン議長はシカゴでの講演で、金融当局による前例のない景気 刺激策が「当面」必要になるだろうと述べた。利上げ開始時期が早まる との投資家の懸念が弱まる格好となった。

米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の3月31日 清算値は1万4815円と、大阪取引所の通常取引終値(1万4780円)に比 べて35円高だった。4月1日朝の為替相場は1ドル=103円20銭台で推 移。31日取引終了時の102円88銭から円安に推移している。

短観

きょうは国内では消費税が8%に引き上げられたほか、日本銀行が 企業短期経済観測調査を発表する。ブルームバーグが集計した事前予想 の中央値は大企業製造業DIがプラス19。5四半期連続で改善し、2007 年12月調査以来の高水準が予想される。前回12月調査は16だった。

一方、海外では中国の製造業PMIが発表される。ブルームバーグ が集計した事前予想の中央値は50.1と、4カ月連続で低下し、13年6月 以来の低水準。

また31日にロシアはウクライナ東部国境付近の部隊の一部撤収を開 始し、米国市場は緊張緩和の進展を好感していた。

米主要3指数の31日終値は、S&P500種株価指数が0.8%高 の1872.34、ダウ工業株30種平均が0.8%高の16457.66ドル、ナスダック 総合指数は1%高の4198.99。

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