仏ソシエテGをリビアのSWFが提訴、賄賂で投資確保と主張

リビアの政府系ファンド (SWF)、リビア投資庁(LIA)はフランスの銀行ソシエテ・ジェ ネラルを相手取って起こした訴訟で、同行が投資を確保するためにリビ アの元最高指導者カダフィ大佐の家族の友人に約5800万ドル(約60億 円)を支払ったと主張した。

ロンドンの裁判所に提出された文書によると、カダフィ大佐の息子 の友人であるワリド・ギアフミ氏が所有するパナマ拠点の企業への支払 いには実は目的がなく、LIAの取締役会にも知らされていなかった。

LIAは同文書で、ソシエテが「賄賂を払うことによって、獲得し ようとしている一つ一つの取引に関するLIAの決定に影響を及ぼすこ と」を図ったものだと論じた。

リビアではLIA(運用資産600億ドル)を含め、中小企業や政府 機関が、取引が複雑過ぎて理解できなかったとして複数の銀行を提訴し ている。LIAは1月21日に米ゴールドマン・サックス・グループに対 しても訴えを起こし、後で価値のないことが分かったデリバティブ(金 融派生商品)をLIAに販売することによってゴールドマンが約3 億5000万ドル儲けたと主張した。

ソシエテ・ジェネラルのフランス国内の広報担当者に取材を試みた が現時点でコメントは得られていない。

原題:SocGen Faces Bribery Claims in Libya Wealth Fund’s U.K. Lawsuit(抜粋)

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