中国の金利スワップレート、1-3月期は5年ぶり大幅低下

中国の1年物金利スワップレートは 1-3月(第1四半期)に四半期ベースで約5年ぶりの大幅低下となり そうだ。世界2位の経済大国である同国の景気減速の兆候を示唆してい る。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が4月1日に発表する3月の 製造業購買担当者指数(PMI)は、ブルームバーグが集計した市場予 想中央値で昨年6月以来の低水準となる見込みだ。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、1年物金利スワップレ ートは上海時間31日午前11時15分(日本時間午後0時15分)現在、前週 末比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.27%。四半 期ベースでは95bp低下と、2008年10-12月(第4四半期)以来の大き な下げとなっている。この5年間の平均レートは3.02%。

上海耀之資産管理の王鳴マーケティングディレクターは「金利スワ ップレートが1-3月期に低下した要因は幾つかある。春節(旧正月) 後に銀行システムに資金が戻ったことや景気減速、人民元の許容変動幅 拡大前の中国人民銀行(中央銀行)のオペだ」と分析。その上で「流動 性状況は昨年の最悪期より良いが、これまでと比べるとなお相対的に引 き締め気味だ」と述べた。

銀行間資金の取引センターNIFCが公表したフィクシングによる と、7日物レポ金利は4.17%。1-3月期は108bp低下となった。

原題:China Rate Swap Headed for Biggest Quarterly Drop in Five Years(抜粋)

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