米当局:GMのエアバッグ不具合、07年に調査検討も見送り

米ゼネラル・モーターズ(GM)の 「シボレー・コバルト」と「サターン・アイオン」の一部でエアバッグ が作動しない原因について、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)の 当局者が約7年前に調査を勧告していたことが米下院エネルギー・商業 委員会が公表したメモで明らかとなった。

同委員会が30日に示したメモによると、NHTSAの欠陥調査局 (ODI)欠陥審査部門(DAD)責任者は2007年9月、ODIの他の 職員に宛てた電子メールで、05年以降に自動車保有者から寄せられた苦 情と保証期間内の修理やけがに関する「早期警戒」データから調査の必 要性を指摘していた。米議会はエアバッグの故障につながる可能性があ り、13人の死亡との関連が指摘されている始動装置の不具合について調 査を進めている。

メモによれば、当時の責任者は「GMは特定の問題パターンを認識 していないとの姿勢だが、DADは指摘されている車種に他の車種では 確認されない不作動のパターンがあると受け止めている」としていた。

NHTSAの現職員と同委スタッフの面会内容によると、 NHTSAは07年にエアバッグ関連データを審査後、不具合に関する正 式調査の実施を見送った。GMのメアリー・バーラ最高経営責任者 (CEO)とNHTSAのフリードマン局長代行が証言する今週の議会 公聴会では、NHTSAによる正式調査の見送りとGMの260万台のリ コール(無料の回収・修理)が主な焦点となる。

原題:GM Air Bag Defect Investigation Considered by U.S. in 2007 (1)(抜粋)

--取材協力:Jeff Green、Tim Higgins.

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