強気派の予想的中、農産物は1-3月に10年以降で最大の上昇

農産物相場は1-3月(第1四半 期)に2010年以降で最大の上昇率を示している。今年に入って相場上昇 を予測した投機家の予想通りの展開となっている。

資産運用会社による綿花や大豆など農産物の価格上昇を見込む買い 越しは3年ぶりの高水準に達している。これらの企業は1月に、穀物や コーヒー生豆、砂糖などの供給が潤沢になるとの見通しが示されていた にもかかわらず強気姿勢を示した。買い越しが増加する中、S&P農産 物スポット指数は1-3月に16%と、商品全体の5倍の上昇率を示して いる。

農産物相場は供給増により過去14年で最長の下落を示した後、上昇 に転じている。現時点では、米国の農家が乾燥気候や寒気に対処する一 方、ブラジルでは過去数十年で最も深刻な干ばつの影響でコーヒー生豆 と砂糖、かんきつ類の生産が脅かされている。

約18億ドル(約1900億円)相当の資産を運用するハーベスト・キャ ピタル・ストラテジーズ(サンフランシスコ)のポートフォリオマネジ ャー、ケリー・ウィースブロック氏は「昨年は、例年の状況に戻り在庫 が大量に積み上がるとの見通しが市場関係者の間で広がっていた」と指 摘。「このような見方が広がっている場合、しばしば不意打ちを食らう ことになる。供給にさらに支障が生じれば逼迫(ひっぱく)する可能性 がある。全て天候次第だ」と述べた。

原題:Grain Bulls Proved Right With Best Rally Since 2010: Commodities(抜粋)

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