結婚生活は心臓に優しいライフスタイル-全米調査で判明

結婚生活は心臓に優しいライフスタ イルのようだと研究者らはみている。

米国心臓病学会(ACC)のワシントンでの会合に28日提出された 調査の結果によれば、結婚している男女は動脈硬化や血栓といった症状 が少なく、配偶者と死別もしくは離婚した人や独身者より心臓病の比率 が低かった。調査は心臓疾患と診断された全米350万人の医療記録を分 析した。

理由は明確ではないものの、この調査結果は独身者に比べカップル の方が健康で長生きする傾向にあるとのこれまでの研究報告を裏付ける 内容となった。ACC心疾患予防委員会のベラ・ビットナー委員長は心 臓の健康は心理的・社会的要因に影響を受ける可能性があると述べた。

アラバマ大学バーミンガム校の医学部教授である同委員長は記者団 との電話会見で、「計測し得る代謝異常に基づくだけで心臓血管のリス クを推計することはできない。心理社会的変数が非常に重要なのかもし れない」と語った。調査報告を主に執筆したニューヨーク大学ランゴン 医療センターのカルロス・アルビアル研究員(心臓学)は、今回の調査 はこの種のものとしては最大規模だと述べた。

ビットナー委員長は電子メールで、調査結果は心臓病のリスクを減 らすために結婚を急ぐべきだということを意味するのではないと説明。 結果は単に関連性を示しているだけだとした上で、医師は患者について 配偶者の有無と病気の時に支える人がいるかどうかを知る必要があると 指摘した。

既婚者は独身者と比べ動脈硬化や血栓などの症状を含み得る血管疾 患のリスクが5%低く、体内の動脈に血小板ができる末梢(まっしょ う)動脈疾患の可能性が19%小さいことが判明した。50歳以下で結婚生 活を営んでいる男女に最も大きな恩恵があるようだという。

原題:Marriage Is a Prescription for a Healthy Heart, Study Suggests(抜粋)

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