中国建設銀行の10-12月は9%増益、市場予想上回る

時価総額で中国2位の銀行、中国建 設銀行の2013年10-12月(第4四半期)純利益は市場予想を上回った。 融資利ざやの拡大が寄与した。

同行が30日に公表した昨年通期の決算を基にすると、10-12月期の 純利益は前年同期比9%増の382億元(約6330億円)。ブルームバー グ・ニュースがまとめたアナリスト25人の予想平均は369億元だった。 通期の純利益は前年比11%増の2147億元。上海証券取引所のウェブサイ トに掲載された決算資料で明らかになった。

利益は市場予想を上回ったものの、同行をはじめ中国の銀行は景気 減速に伴う融資需要減と資産の質劣化という今後の収益面でマイナス材 料に直面している。中国政府は規模が拡大し過ぎた業界による借り入れ を規制しつあり、また国内の大手行は規制強化に対処するため資本増強 の圧力にさらされている。

輝立証券集団の陳星宇アナリスト(上海在勤)は電話取材で、建設 銀決算は「他の大手行と比べると特に目立った内容ではない」と指摘。 「利ざや拡大は昨年の流動性逼迫(ひっぱく)によるもので、14年は同 行にとってさらに厳しい年になるだろう」と述べた。

中国の4大銀行のうち3行は建設銀に先立って第4四半期決算を発 表。中国農業銀行中国銀行の純利益は10%以上の伸びを示し、中国工 商銀行は8%の増益だった。

発表資料によると、融資の収益性を測る正味の利ざやは昨年末時点 で2.74%。昨年9月末は2.71%だった。昨年末時点の不良債権は853億 元と12年末の746億元から増加したが、不良債権比率は変わらず の0.99%。

原題:China Construction Bank Profit Beats Estimate on Wider Margins(抜粋

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