ロシア:クリミア住民投票無効の国連決議を非難

ロシア編入を決めたクリミア住民投 票を無効とした国連の決議について、ロシアは「非生産的」だと非難 し、受け入れない姿勢を示した。

ロシア外務省は28日、国連総会での27日の採決で棄権や欠席が出た ことは決議を全加盟国が支持してはいないことを示していると表明し た。決議はクリミアが16日に実施した住民投票に「正当性はない」と指 摘した。

ロシアのプーチン大統領は、クリミア編入をめぐる欧米からの非難 や制裁を受け入れない姿勢を続けており、今回のロシア外務省の声明も それに沿った内容だ。オバマ米大統領はインタビューで、プーチン大統 領は「明らかに米国の外交政策を読み誤っている」とし、ウクライナ国 境沿いに展開しているロシア軍を撤収させるよう求めた。ロシアと西側 諸国との対立は、20年余り前のソビエト連邦崩壊以降で最悪となってい る。

オバマ大統領は28日放送のCBSの番組「ディス・モーニング」 で、「20年の月日を経て、ロシアの指導者なら将来への道は後戻りする ためのものでないことに気付くはずだと、誰もが考えただろう」と述べ た。

ロシア政府はクリミア併合により、キエフを支配しロシア系住民を 抑圧しているファシストの制圧から同地域を解放したと主張している。

原題:Russia Rejects UN Resolution on Crimea as Ukraine Seeks Aid (2)(抜粋)

--取材協力:Kristin Jensen、Nicole Gaouette、Alex Barinka、Daria Marchak、Sangwon Yoon、Mike Dorning、Kristen Schweizer、Ilya Khrennikov.

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