アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンH株大幅高、印株は最高値

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

香港株式相場は上昇。ハンセン中国企業株(H株)指数は週間では 4カ月ぶりの大幅高となった。自動車メーカーや銀行の好決算で、企業 業績の伸びが鈍化しているとの懸念が後退した。

香港市場では、独BMWと提携している華晨中国汽車(1114 HK) が7.1%高。通期の47%増益を好感した。純利益が増加した中国工商銀 行(1398 HK)も2.2%高。前日に下げていたインターネット企業のテン セント・ホールディングス(騰訊、700 HK)は反発し2.6%高。

本土の深圳市場では映画会社の華誼兄弟伝媒(300027 CH)が3.8% 安。小型株の下げの中心となった。

H株指数は前日比1.3%高の10001.82で引けた。終値の1万超えは 2月19日以来。週間ベースでは6.1%高と、中国が包括的な改革策を公 表した昨年11月以来で最大の上昇率を記録した。ハンセン指数は前日 比231.08ポイント(1.1%)高の22065.53。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は同4.88ポイント(0.2%)安の2041.71。上海、深圳 両証取のA株に連動するCSI300指数も同0.2%安の2151.97。

正徳人寿保険の呉侃マネーマネジャー(上海在勤)は「資金は大型 株に回ってきている」とコメント。「バリュエーション(株価評価)が 低いため、決算など予想を上回る材料が伝えられると反発しやすい」と 指摘した。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇し、指標のS&Pセンセックス指数は過去最 高値を更新した。海外勢によるインド株式の買い越しが膨らむ中、通貨 ルピーは8カ月ぶり高値に達した。

インドステイト銀行はここ8カ月での最高となった。インドの銀行 が自己資本比率の世界的な基準を満たす期限をインド準備銀行(中央銀 行)が1年延期し2019年3月としたことが買い材料。タタ・パワーはセ ンセックス構成銘柄の中で最も大きな値上がり。ヒンダルコ・インダス トリーズが約1年2カ月ぶりの高値となるなど、金属株は総じて高い。

ムンバイ市場でセンセックス指数は前日比125.60ポイント (0.6%)高の22339.97で引けた。終値ベースでの最高値更新は今週4 回目。年初来では5.5%上げており、ブラジルとロシア、中国株を上回 るパフォーマンスとなっている。

海外勢によるインド債券・株式の買越額は年初来で93億ドルと、ブ ルームバーグがデータをまとめるアジア8市場の中で最も大きい。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比16.85ポイント(0.3%)高 の5366.94。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比3.03ポイント(0.2%)高の1981.00。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比4.93ポイント(0.1%)安の8774.64。

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