きょうの国内市況(3月28日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX10月来の5連騰、金融など内需買い-割安、年度末需給

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東京株式相場は、TOPIXが昨年10月以来となる5日続伸。ロシ ア経済への警戒、まだら模様の米国景 気指標など海外材料にマイナス 面が多い中、朝方は安く始まったが、割 安さを再評価する買いや年度 末接近に伴う運用成果を上げる買いなどが 入り、午後の取引で堅調さ を増した。

業種別ではその他金融や証券、銀行など金融株、倉庫、食料品、小 売り、不動産、陸運など内需関連株が上昇。国内消費者物価が前年比で 9カ月連続上昇し、デフレ脱却期待の持続も株価の上げを支援した。

TOPIXの終値は前日比9.62ポイント(0.8%)高の1186.52と、

今週の5営業日全てで上昇。日経平均株価も73円14銭(0.5%)高 の1万4696円3銭と、3日続伸した。

東証1部の売買高は21億9266万株、売買代金は2兆351億円。値上 がり銘柄数は1386、値下がりは320。

●長期金利が上昇、日銀オペ結果や株高受け-レポは初のマイナス金利

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債券市場で長期金利が小幅上昇した。日本銀行がきょう実施した長 期国債買い入れオペで需給の緩和が示されたことや株式相場の上昇を受 けて売りが優勢となった。一方、現金を担保に債券を借り入れるレポ市 場では初のマイナス金利を記録した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.62%で始まり、午前は同水 準で推移した。午後に入ると水準を切り上げ、0.63%を付けた。前日に は一時0.635%と14日以来の高水準に達した。

5年物の117回債利回りは横ばいの0.195%。20年物の148回債利回 りは横ばいの1.495%。30年物の42回債利回りは0.5bp低い1.695%。

債券先物市場で中心限月の6月物は前日比9銭高の144円80銭で開 始し、いったんは144円83銭まで上昇。午後の取引開始後から水準を切 り下げ、一時は3銭安の144円68銭まで下げた。取引終了にかけて持ち 直し、結局は5銭高の144円76銭で引けた。

●ユーロの上値重い、ECB緩和期待根強い-ドル・円は102円台前半

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東京外国為替市場では、ユーロの上 値が重い展開だった。来週の 欧州中央銀行(ECB)政策決定会合をめ ぐって市場では緩和措置へ の期待が根強く残り、ユーロ売り圧力がかか りやすかった。

午後3時46分現在のユーロ・円相場は1ユーロ=140円41銭。午前 に140円24銭まで下落した後、下げ渋り、午後には140円52銭まで値を戻 したが、上値は限定された。ユーロは海外市場でドルに対して一時1ユ ーロ=1.3729ドルと、6日以来の水準まで下落し、同時刻現在は1.3746 ドル付近で取引されている。

楽天証券の相馬勉債券事業部長は、来週後半にECB会合と米雇用 統計を控えて、足元は調整の動きしかないと指摘。ECBの政策に関し ては利下げの有効性に疑問符が残るとし、「マーケットが一番望んでい るのは量的緩和(QE)をやるかどうかというところ」だと言い、結果 が出るまではユーロは重いとみる。

ドル・円相場は同時刻現在、1ドル=102円15銭付近で、値幅は21 銭。前日の取引では一時101円72銭と、6営業日ぶりの水準までドル安 ・円高が進んだ後は、ドルが底堅く推移し、海外市場では102円43銭ま で値を戻した。

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