経産省:石油製品需要、18年度までに平均1.7%減少-予測を公表

経済産業省は石油製品の需要予測を まとめ、18年度までの5年間で平均1.7%減少するとの見通しを示し た。同省が28日午前に開催した経産相の諮問機関、総合資源エネルギー 調査会の市場動向調査ワーキンググループ会合で報告した。

昨年示した17年度までの予測では年平均1.8%減少との見通しを示 しており、減少傾向は若干鈍化する見込みとなった。油種別に見ると、 燃費改善の影響を受けるガソリンも13年度比9.5%減少する見通し。

唯一底堅い需要を示したのがナフサで、18年度までに年平均0.4% 減少するものの、14年度は1.2%増加すると予想。安価な石油化学製品 の原料として、米国でシェールガスに随伴して生産されるエタンの利用 が広がっているものの、エタンではベンゼンやトルエン、キシレンとい った基礎原料を生産することはできない。こういった原料が生成可能な ナフサの需要が海外で増えているため輸出が伸びると予想している。

経産省は電力会社向けに火力発電用燃料として販売されるC重油の 需要見通しを立てておらず、昨年に続き今回の石油製品需要の予測にも 電力向けC重油の数量は織り込まなかった。

同省の需要予測は、石油各社の事業計画などに幅広く利用されてい る。

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                13年度   18年度   年度平均  18年度比
                  実績   見通し    伸び率   伸び率
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   ガソリン  55,960   50,634        -2.0%      -9.5%
        ナフサ   46,031   45,113        -0.4%      -2.0%
  ジェット燃料    5,053      4,870        -0.7%      -3.6%
          灯油   18,126     15,348        -3.3%     -15.3%
          軽油   34,079     32,734        -0.8%      -3.9%
        A重油   13,108     10,402        -4.5%     -20.6%
一般B・C重油   7,018      5,174        -5.9%     -26.3%
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   燃料油計  179,373    164,275        -1.7%      -8.4%
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注:数値は千キロリットル
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