国連総会、クリミア住民投票は無効との決議を採択

国連総会は27日の本会議で、ロシア 編入の是非を問うために16日に実施されたクリミアの住民投票は無効だ とする決議案を賛成多数で採択した。ロシアが投票を棄権するよう他の 加盟国に外交・経済両面で圧力を加える中で採決は行われ、賛成票を投 じたのは加盟193カ国の半数強だった。

採決結果は賛成100、反対11、棄権58。欠席が24だった。同決議は ウクライナや米国などが提案。住民投票に「正当性はない」とし、各国 や国際機関にクリミアの地位の変更を認めないよう求めた。総会の決議 には安保理決議のような拘束力はない。

米ニューヨーク大学国際協力センターのアソシエートディレクタ ー、リチャード・ゴーワン氏は電子メールで、「国連加盟国の多くは総 会で、自国に関係しない微妙な問題については投票を避ける」と述べ、 「例えばアフリカの国は通常、イランや北朝鮮の人権問題では投票しな い」と説明した。

原題:Crimea Resolution Backed by U.S. Gains Slim Majority in UN Vote(抜粋)

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