アジア・太平洋株式サマリー:ハンセン、上海指数下落-印株上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場では、ハンセン指数が下落。インターネット企業のテ ンセント・ホールディングス(騰訊)が同指数を押し下げた。親会社の 資産購入計画を発表した特殊鋼メーカーの中信泰富(CITICパシフ ィック)は上昇した。

テンセント(700 HK)はネット株のバリュエーション(株価評価) が割高過ぎるとの懸念から5.9%下げた。一方、中信泰富(267 HK) は13%高と、2009年以来で最大の上昇率で引けた。

ハンセン指数は前日比53.30ポイント(0.2%)安の21834.45で終 了。一時は0.2%高となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.2% 高の9873.53。

フィリップ・セキュリティーズのファンドマネジャー、ルイス・ウ ォン氏はこの日の取引が「強気と弱気の綱引き」だったと指摘。「株価 が年初来安値まで落ち込んだ後、ここ数日間で力強く反発したことから 投資家心理は若干持ち直した。今後はより慎重になろう」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数は1週間ぶりの大幅安となっ た。工業利益の伸び鈍化や指標の短期金利の上昇が響いた。

風力発電の新疆金風科技(002202 CH)が3%安、発電機メーカー の東方電気(600875 CH)が2.6%安となって工業株の指数を押し下げ た。業種別ではテクノロジー株の指数が最も安く、深圳欧菲光科技 (002456 CH)が過去最大の下落率を記録。映画会社の華誼兄弟伝媒 (300027 CH)は決算後に5.3%安。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比17.08ポイント(0.8%)安の2046.59で取引 を終了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.7%安 の2155.71。

申銀万国証券のトレーダー、ジェリー・アルフォンソ氏は、「軟調 な経済指標や、株価に十分織り込まれていないとみられる新規株式公開 (IPO)再開について、投資家は懸念している」と指摘。「短期的に 株式相場を動かす明確な材料はない」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇し、指標のS&Pセンセックス指数は過去最 高値を更新した。ゴールドマン・サックス・グループがインド・ステイ ト銀行の投資判断を引き上げたことを手掛かりに、同行を中心に銀行株 が買われた。

ステイト銀は昨年12月以来の高値を付け、銀行株指数は10カ月ぶり の高水準に達した。携帯電話サービス会社ブハルティ・エアテルはセン セックス指数構成銘柄の中で最も大きく上げた。

センセックス指数は前日比119.07ポイント(0.5%)高の22214.37 で引けた。年初来では4.9%上げており、ブラジルとロシア、中国から 成るBRIC諸国の中で最大の値上がりとなっている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比26.66ポイント(0.5%)安 の5350.09。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比13.66ポイント(0.7%)高の1977.97。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比42.30ポイント(0.5%)高の8779.57。

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