中国工商銀行:13年10-12月は8%増益-市場予想上回る

中国工商銀行の2013年10-12月(第 4四半期)業績は、8%増益となった。融資の伸びが鈍化したものの、 不良債権引当金の負担が予想より小さかった。

同行が27日発表した13年通期決算を基にブルームバーグが算出し た10-12月期の純利益は571億元(約9390億円)と、前年同期の529億元 から増加した。ブルームバーグがアナリスト28人を対象にした調査の平 均値では560億元が見込まれていた。通期利益は10%増えた。

中国政府が与信ブームの抑制と銀行業の競争強化を打ち出す中で、 工商銀の昨年の増益率は金融危機後のピークだった10年の半分にも届か なかった。

工商銀によれば、13年は不良債権向けに383億元を引き当てた。ブ ルームバーグがアナリスト15人を対象に実施した調査では396億元(中 央値)が見込まれていた。引当金が予想を下回る一方、不良債権は昨 年12月末時点で937億元と、3カ月前の874億元から増加した。

13年末時点の融資残高は9兆9000億元と、1年前に比べ12.7%増え た。12年の伸び率は13%だった。純金利収入は13年に6%増え4430億元 となったものの、アナリスト14人の予想平均(4476億元)は下回った。

融資の収益性を測る正味の利ざやは2.57%と、1年前の2.66%から 低下した。

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