自閉症:胎内での脳の発達不全に起因か、早期治療に道も-研究

自閉症は胎内で一部の脳細胞が正常 に発達しないことから起こっている可能性がある。ニューイングラン ド・ジャーナル・オブ・メディスン誌で発表された研究が示した。発達 不全の細胞は多様なパターンを示しており、自閉症にさまざまな症状が あることの説明になると研究者らは指摘した。

研究者らは死亡した子供の脳組織を採取して分析した。自閉症と診 断された子供11人と、同数のそうでない子供について調べた結果、自閉 症の子供の脳組織には生まれる前に発達しているはずの重要な脳細胞の 遺伝子マーカーが欠けていた。異常が見つかったのは感情、意思疎通、 言語、社会的理解を制御する領域だった。これらは全て自閉症で損なわ れる機能だと研究者らは書いている。

研究結果は将来、自閉症の早期診断につながる可能性がある。自閉 症と関連疾患の原因は不明。米国では子供50人に1人が自閉症を発症す る。子供の行動から診断がつくのは3-5歳の頃の場合が多いが、早期 に発見されれば治療の道は広がる。

原題:Autism May Begin With Fetal Brain Flaws, Researchers Suggest(抜粋)

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