きょうの国内市況(3月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、午後に反転-小売や素材高い、権利落ち分埋める

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東京株式相場は続伸。米国経済統計の低調、ウクライナ情勢への不 安再燃で下げて始まったが、午後に入ると割安さを見直す買いが入り、 上昇に転じた。小売株のほか、ガラス・土石製品や鉄鋼、化学など素材 関連株が上昇。精密機器株も堅調で、日経平均株価はおよそ102円の権 利落ち分を埋めて上げた。

TOPIXの終値は前日比4.83ポイント(0.4%)高の1176.90と4 日続伸、日経平均株価は145円73銭(1%)高の1万4622円89銭と2日 続伸した。

ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は、「配当落ち 分を埋められるかどうかがきょうはポイントだった。それなりに先高期 待がある」と指摘。新年度以降の「安倍政権の構造改革に対する取り組 み、政策期待が織り込まれている」との見方を示した。

東証1部33業種は小売、精密、電気・ガス、ガラス・土石製品、倉 庫・運輸関連、鉄鋼、ゴム製品、化学、不動産、建設など22業種が上昇 。証券・商品先物取引、保険、その他金融、石油・石炭製品、卸売、情 報・通信、繊維製品、その他製品、銀行、食料品は下げた。

売買代金上位では、自社株買いを行うトヨタ自動車が上げた。セブ ン&アイ・ホールディングスも上昇。JR西日本と提携し、駅構内にコ ンビニエンスストアを出店すると27日付の日本経済新聞で報じられた。 ファーストリテイリング、マツダ、キヤノン、新日鉄住金、信越化学工 業、日本航空も高い。半面、ソフトバンク、三井住友フィナンシャルグ ループ、伊藤忠商事、野村ホールディングス、任天堂、ヤフー、クボタ は下げた。

東証1部の売買高は25億8396万株、売買代金は2兆4748億円。値上 がり銘柄数は920、値下がりは756。

●長期金利は2週間ぶり高水準、株価の上昇転換や期末控えて売り優勢

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債券市場で長期金利は約2週間ぶり高水準に達した。国内株式相場 が上昇に転換したことや3月決算期末を控えた売りが優勢となった。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.62%で開始。午前の取引終 了にかけて水準を切り上げ、午後1時前には0.635%と14日以来の高水 準を付けた。その後は0.63%で推移している。

5年物の117回債利回りは0.5bp高い0.20%。20年物148回債利回り は0.5bp高い1.50%。30年物の42回債利回りは1bp高い1.705%と18日以 来の高水準を付け、その後は1.70%。

債券先物市場で中心限月の6月物は前日比8銭高の144円79銭で始 まり、いったんは144円86銭まで上昇した。次第に水準を切り下げ、午 後の取引開始後には12銭安の144円59銭まで下落。その後は横ばい圏で もみ合いとなり、結局は変わらずの144円71銭で引けた。

●円反落、株価持ち直しで売り優勢-朝買い先行で対ドル1週ぶり高値

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東京外国為替市場では円が反落。日本株の下落を背景にリスク回避 に伴う円買いが先行した後、株価が持ち直すにつれ円売りが強まった。

円は対ドルで一時、1ドル=102円29銭まで下落。午前の取引では 101円72銭まで上昇し、前日の海外市場で付けた19日以来の高値を更新 していた。円は対ユーロでも5日以来の高値となる1ユーロ=140円27 銭を付けた後、141円04銭まで反落。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=

1.37ドル台後半でもみ合う展開が続いた。

マネースクウェア・ジャパン市場調査室の山岸永幸シニアアナリス トは、円の下落について「明らかに言えることは株が戻ってきていると いうことだ」と解説。「結局、市場が気にしているのは来週のECB( 欧州中央銀行)会合や米雇用統計だ」とし、それまでは方向感の出に くい相場が続くとみている。

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