パナソニック:18年度に売上高10兆円を目指す-津賀社長

パナソニックは来年度から5年間で 売上高を約35%引き上げ、2018年度に10兆円とする計画だ。車載や住宅 関連事業に注力し、達成を目指す。

津賀一宏社長が27日都内で記者会見して明らかにした。同社は13年 度の売上高予想を7兆4000億円としている。14年度については売上高目 標を7兆7500億円、営業利益目標は3100億円とした。

津賀社長は赤字事業の止血策を打ち終え、14年度には将来に向けて 事業構造を変えていく考えを示した。経営資源を住宅関連事業や車載事 業などの重点領域に配分する。18年度にこの2つの重点事業でそれぞれ 売上高を12年度の倍に当たる2兆円に拡大させることを目指すとし た。14年度にはこれらの分野で投資の拡大が予想される。

マッコーリー証券のアナリスト、ダミアン・トン氏は目標達成のた めには「リストラだけでは足りない」とした上で、「投資家は成長分野 への投資を望んでいる」と述べた。

車載事業に関連して津賀社長は、電気自動車メーカーの米テスラ・ モーターズが計画している巨大電池工場について、「できるだけテスラ の思いに共感するが、投資リスクは間違いなく今より大きい」と述べる にとどめた。パナソニックはテスラに円筒型リチウムイオン電池の供給 を拡大し、14年からの4年間で20億セル供給することが決まっている。

住宅関連事業では事業拡大のためにトルコの配線器具メーカーのヴ ィコ社を約460億円で買収すると昨年10月に発表している。

パナソニックは今年度の連結業績を売上高7兆4000億円、営業利 益2700億円、純利益1000億円と予想している。13円の年間配当を予想し ている。

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