ロシアの主要エネルギー企業の格付け見通し引き下げ-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は26日、ロシアの主要エネルギー企業の格付け アウトルック(見通し)を引き下げた。国際的な対ロシア制裁措置が中 央政府の機能を弱める可能性を理由に挙げている。

S&Pは石油会社のロスネフチとルクオイル、天然ガス生産のガス プロム、石油パイプライン運営のトランスネフチのアウトルックをそれ ぞれ「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ」に変更した。これら 企業は政府との「結びつきが非常に強く」、地政学的情勢が政府による 支援の妨げとなる恐れがあると指摘した。同社は6日前にロシアの格付 け見通しを引き下げている。

IHSのロシア・カスピ海担当エネルギーアナリスト、ジュリア・ ナナイ氏は26日付の顧客向けリポートで、「これまで発動された制裁は ロシアのエネルギー部門に直接の制約を加えるものではない。しかし、 投資家心理を損なっており、投資拡大を通じて経済成長を図るロシア政 府の取り組みを阻害している」と指摘した。

原題:Russian Energy Giants’ Outlooks Lowered Amid Sanction Risks (2)(抜粋)

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