バークレイズ株主は報酬担当役員再任に反対を-年金助言団体

英銀バークレイズの株主は同行報酬 委員会のジョン・サンダーランド委員長の再任および報酬計画に反対票 を投じるべきだ-。英地方自治体年金基金フォーラム(LAPFF)が 呼び掛けた。

自治体の基金に助言するLAPFFのキーラン・クイン会長は「こ れはバークレイズの投資銀行部門のひどい業績との対比における同部門 ボーナスの規模の問題だ」との声明を発表。「株主が割当増資を通じ て58億ポンド(約9830億円)を注入した年に、その大半がボーナスとし て支払われてしまった」と批判した。

LAPFFはまた、サンダーランド氏(68)はロバート・ダイアモ ンド前最高経営責任者(CEO)の下でバークレイズが投資銀行事業を 拡大していた時の取締役会メンバーだと指摘。バークレイズの2013年ボ ーナスは配当の3倍だったとも説明した。同業のHSBCホールディン グスでは逆に配当がボーナスの2.5倍だったという。

バークレイズは9年ほど取締役を務めているサンダーランド氏に15 年の株主総会まで留任するよう求めた。デービッド・ウォーカー会長が 年次報告書で明らかにした。サンダーランド氏は報告書の中で、バーク レイズの「報酬面での競争力」欠如が英国外で害を及ぼし始めていると 指摘している。

バークレイズの13年のボーナス費用は24億ポンドと、12年の21 億7000万ポンドから増加した。バークレイズ株主らは4月24日の株主総 会で採決する。

原題:Barclays Shareholders Urged to Oppose Re-Election of Pay Chief(抜粋)

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