英政府、ロイズ・バンキング株売却で7100億円調達-2回目

英政府はロイズ・バンキング・グル ープの株式42億ポンド(約7100億円)相当を売却した。金融危機時の救 済で取得した同行株の放出はこれで2回目。

政府保有の銀行株を管理するUKフィナンシャル・インベストメン ツ(UKFI)は、ロイズ株を1株当たり75.5ペンスで複数の運用会社 に売却した。これは25日終値に比べ4.6%割安の水準。UKFIが26日 発表した。売却後の政府の持ち分は25%未満となった。

英政府は発表文で「売却により納税者の利益をさらに確保した。資 金は政府債務の返済に充てる」と説明した。

数カ月内には、初となる個人投資家向けのロイズ株売却を行う可能 性がある。ロイズのアントニオ・ホルタオソリオ最高経営責任者 (CEO)は2月、年内後半には復配の許可を当局に申請すると述べ た。配当支払いは2008年以来初めてとなる。

政府は前回、ロイズの発行済み株式のほぼ6%を32億ポンド(1株 当たり75ペンス)で売却していた。

ロンドン市場でロイズ株の25日終値は79.11ペンスだった。政府 は08年の200億ポンドの救済資金の回収について、1株当たり61ペンス が損益分岐点としている。

今回の売却で引き受けを担当した金融機関はバンク・オブ・アメリ カとJPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーとUBS。ラザー ドが資本市場アドバイザーを務めた。

原題:U.K. Treasury Raises 4.2 Billion Pounds in Sale of Lloyds Shares(抜粋)

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