三井住友FG:エクイティ業務を強化へ、UBSから4人起用

三井住友フィナンシャルグループは 国内外でエクイティ関連業務を強化する。関係者によれば、UBSから 4人の幹部を起用し、日本株のセールス、リサーチ、トレーディングの ほか投資銀行業務を拡大する。

SMFG傘下のSMBC日興証券は4月1日付で、UBS証券で株 式本部長を務めたトレボー・ヒル氏を同業務のヘッドに起用する。株式 資本市場部長だった和里田義博氏はエクイティ・キャピタル・マーケッ ト部長として引き受け業務の統括に当たる。

三井住友FGなどのメガバンクは銀行の資金収益が伸び悩む中、 M&A助言や株式引き受けなど証券ジビネスの拡大に取り組んでおり、 野村ホールディングスや米モルガン・スタンレーなど内外の証券会社と 競合している。SMFGは2009年に米シティグループからリテールに強 い旧日興コーディアル証券を買収。法人担当のバンカーも引き継いだ

SMBC日興の石田忠隆広報担当はこうした人事についてコメント を避けた。

拡大路線

関係者によればSMBC日興は、UBS証券のマネジメント・コミ ッティーのメンバーでもあったヒル氏の起用により、海外の機関投資家 とのビジネスを拡充したい考え。このほか、UBS出身者2人を株式業 務で採用する。

SMBC日興では今年初め、旧リーマン・ブラザーズで日本の投資 銀行業務を統括し、野村に移籍していた伊藤宏一氏をマネジングディレ クターとして起用。日本企業が関わるクロスボーダーM&A助言業務の 強化にも動き出している。

海外でも日本株業務を強化するため、昨年10月には米サンフランシ スコに1992年以来となる拠点を開設した。一方で香港拠点ではオフィス スペースを倍増、金融街にあるシティバンク・タワーの賃貸契約を25階 から26階にも広げている。

三井住友FGの株価は26日、前日比39円(0.9%)高の4272円で取 引を終えた。

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