ロスチャイルド氏、ツイッターで怒りの応酬-石炭事業解消で

金融一族ロスチャイルド家の御曹司 ナサニエル・ロスチャイルド氏(42)とインドネシアのバクリ一族の一 人がツイッターで怒りの応酬を繰り広げた。両者は3年前に立ち上げた 石炭採掘に投資する共同事業を長期にわたる交渉の末、解消した。

25日、ロンドンを拠点とし、ロスチャイルド氏が主要株主の1人で ある共同事業会社アジア・リソース・ミネラルズが、傘下の石炭会社1 社の株式持ち分をバクリ一族側に5億100万ドル(約513億円)で売却す る内容の関係解消の発表があった。ロスチャイルド氏と、資産家一族バ クリ3兄弟の一人の息子に当たるアガ・バクリ氏はその後、一連のメッ セージ投稿で互いを攻撃し合った。

ロスチャイルド氏は手放した石炭資産を「価値がない」と表現し、 バクリ一族がこの資産を買い戻したことに謝意を表明。ニルワン・バク リ氏の息子でバクリ・キャピタル・インドネシアの執行副社長を務める アガ氏はインドネシアについて「素晴らしい投資先だ」などと応酬し た。他のツイートではお互いを「間抜け」とけなし合った。

ロスチャイルド氏とバクリ一族は2010年、30億ドルの共同事業を発 表し、アジア・リソース・ミネラルズの誕生に至った。だが、両者の関 係はこじれ、その解消のための交渉も石炭価格の低迷や株価下落が障害 となってずれ込んでいた。今回の取り決めを受け、アジア・リソース・ ミネラルズは4億ドル超を株主に還元する方針だ。

アジア・リソース・ミネラルズのニック・ボン・シルンディング最 高経営責任者(CEO)はロンドンでのインタビューで、「不運な時期 が終わり当社の運命にとって非常に重要な転機となった」と説明。同社 とバクリ一族との関係は完全に断たれることになると述べた。

原題:Rothschild in Twitter Spat as Bakries Cut Ties With Coal Miner(抜粋)

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