ディー・エル・イー新規上場、初値2倍-キャラ使い広告提案

秘密結社鷹の爪」など、保有する キャラクターを使った広告・マーケティングプランの企画提案を行うデ ィー・エル・イーがマザーズ市場に新規株式公開(IPO)した。買い 気配値を切り上げた後、午後に入って形成された初値は公開価格の1200 円に対し2倍となる2412円だった。

同社は、元ソニーの椎木隆太氏が2001年12月に有限会社パサニアを 設立、03年に現社名に変更した。「鷹の爪」のほか、「パンパカパン ツ」などの自社キャラクターを活用して口コミなどで伝播していく広 告、マーケティングプランの企画提案を展開。テレビコマーシャルやイ ンターネット動画広告などデジタルコンテンツの制作も行う。パンパカ パンツは映画化され、5日10日から全国公開される。

14年6月期の業績計画は、売上高で前期比73%増の16億2700万円、 営業利益で4.7倍の3億500万円、1株利益は72円6銭、公開価格ベース の予想PERは16.7倍だった。上場に際し公募80万株、オーバーアロッ トメントを含む売り出し69万6100株を実施した。主幹事は野村証券。

野村証では、同社の強みをフラッシュアニメを活用したファスト・ エンターテインメントの創出力で、アニメ製作費を通常の4分の1程度 に抑えている点や、国内外メディアとの全方位的な資本・取引関係と指 摘。「鷹の爪」10周年に向けた継続的な売上高の拡大、北米事業の始動 などで、今期営業利益を会社計画を上回る3億4000万円、来期を今期推 定比68%増の5億7000万円と見込んでいる。

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