2月の英インフレ率1.7%に低下、09年来の低水準-燃料値下り

英国の2月のインフレ率は前月から 低下した。約4年ぶりの低水準となり、イングランド銀行(英中央銀 行)が目標とする2%からさらに乖離(かいり)した。自動車燃料の値 下がりが響いた。

英政府統計局(ONS)が25日発表した2月の消費者物価指数は前 年同月比1.7%上昇。インフレ率は前月の1.9%を下回り、2009年10月以 来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス トの予想中央値と一致した。

インフレ率低下は、英中銀に政策金利を過去最低で維持する余地を 与える。当局者らは今月の政策決定会合で、ポンド高が物価上昇を抑え る圧力として働いているとの認識を共有したほか、景気回復に伴いポン ドが一段と値上がりする可能性を指摘していた。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチ ャー氏(ロンドン在勤)は「目標を下回るインフレ率で英中銀が政策金 利を0.5%に維持しやすくなるのは明らかだ。経済の成長改善と大幅な 失業者減少にもかかわらず、政策金利が同水準に2014年末そして15年初 めの数カ月までとどまる公算は極めて大きいと当社は確信している」と 語った。

ONSによれば、ガソリン価格はリットル当たり0.8ペンス下落。 1年前は4ペンス値上がりしていた。ディーゼル油も0.8ペンス下げ た。1年前は3.7ペンス値上がり。2月の消費者物価指数は前月比で は0.5%上昇。コアインフレ率は1.7%と、1月の1.6%を上回った。

原題:U.K. Inflation Rate Falls to Lowest Since 2009 on Motor Fuel (1)(抜粋)

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