3月独Ifo景況感110.7、5カ月ぶり低下-ロシア制裁で警戒

ドイツのIfo経済研究所がまとめ た3月の独企業景況感指数は前月を下回った。低下は5カ月ぶりで、欧 州連合(EU)によるロシア制裁強化が貿易に及ぼすリスクを見極めよ うとする企業動向を反映した。

Ifo経済研が25日発表した企業景況感指数は110.7と、ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト44人の予想中央値(110.9) も下回った。2月は111.3で、2011年7月以来の高水準に達していた。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は同国の経済成長が1-3月(第1四 半期)に「大きく」強まった可能性は高いとみているものの、こうした 見通しはロシアをめぐる緊張の高まりや中国経済の減速というリスクに さらされている。ドイツの製造業とサービス業を会わせた3月の経済活 動は昨年12月以来の低水準だった。

インテーザ・サンパオロ(ミラノ)のエコノミスト、アンナマリ ア・グリマルディ氏は「ロシアと東欧向け輸出の低迷が続くか中国の景 気減速が確かとなった場合、ドイツの2014年成長見通しは打撃を受ける 可能性がある」と述べた上で、「13年末と年初の成長に着目すれば、向 こう数カ月はプラスとの示唆に変わりはない」と語った。

Ifoによれば、3月の現状指数は115.2と前月の114.4から上昇。 一方、期待指数は106.4に低下し、昨年10月以来の低水準となった。

原題:German Business Confidence Falls Amid Russia Sanctions Risks (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Paul Gordon.

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