銅需要、消費増税の影響は限定的-電線・伸銅品は13年度並み

4月からの消費税引き上げによる銅 需要への反動減は短期にとどまる見込み。銅の主な用途である電線と伸 銅品の各業界団体が2014年度の需要見通しを13年度並みに維持した。

日本電線工業会は25日、14年度の銅電線需要は13年度見込みと比べ て横ばいの71万3000トンとの見通しを発表した。会見した高橋秀明会長 (日立金属副社長)は「消費増税の反動は短い期間で終わる」との見方 を示した。自動車関連など個人消費に近い分野は影響を受けるが、設備 投資関連の需要は落ち込まないと指摘。13年度は5年ぶりに70万トン台 を回復したとみており、需要は改善傾向にあると述べた。

日本伸銅協会も24日、14年度の伸銅品需要は13年度見込み比 で0.7%増の80万700トンの見通しと発表。80万トン台に乗せれば3年ぶ り。4-6月期は住宅や消費財の一時的な停滞で需要は落ち込む見込み だが、7-9月期以降は政府の経済対策の効果や自動車の堅調な海外需 要を支えに回復基調に戻すと予測している。

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