ゴールドマン証:TOPIX目標を下げる、想定外下落を反映

ゴールドマン・サックス証券は、 TOPIXの短期的な目標を引き下げた。

同証のチーフ日本株ストラテジスト、キャシー・松井氏は24日付の 日本語版の日本株ポートフォリオ戦略リポートで、想定外の株価下落と 短期的な押し上げ材料不足から、今後3カ月のTOPIX目標水準を従 来の1350ポイントから1200に、6カ月目標を1375から1300へそれぞれ修 正した。

同証では、国内外の要因が年初来の株価下落を引き起こしたとし、 具体的には米国の経済指標の下振れ、中国の成長減速懸念、消費税引き 上げに伴う財政引き締めなどに言及。また、予防的ではなく、対症療法 的に映る日本銀行の金融政策への懸念も指摘した。

一方、同証の企業収益見通しは変わっていないとし、今後12カ月の TOPIX目標については1450を維持した。主要市場の中で日本は唯 一、収益予想修正モメンタムがプラスを維持し、予想PERは過去最低 の11.7倍に近づいているという。

当面は株価材料がほとんど見当たらない半面、今後数カ月では米国 の成長が再加速していることを裏付ける証拠や日銀の追加金融緩 和、2014年度の増益持続の確認などの支援材料があると予想する。

同証では昨年、アベノミクスの着実な進展などを理由に日本株の目 標値を6度にわたり引き上げていた。

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