家計の金融資産が1645兆円と過去最高を更新、昨年12月末-日銀

昨年12月末の家計の金融資産残高 が1644兆7310億円と、前年の同時期に比べ6.0%増加し、過去最高を更 新した。株価の上昇で保有株式や投資信託の時価が膨らんだ。日本銀行 が25日発表した昨年10-12月の資金循環統計(速報)で明らかにした。

家計の金融資産の大半を占めているのは現金・預金で、昨年12月末 は873兆6492億円と同2.3%増加し、過去最高を更新した。株式・出資金 は154兆7660億円と同38.5%増加。投信は78兆9236億円と28.4%増加 し、過去最高を更新した。日銀によると、家計の金融資産残高は1年前 に比べ93兆円増え、そのうち63兆円が時価の上昇によるもの。12月末の TOPIXは1302.29と1年前から51%上昇した。

一方、海外の投資家が保有する国債等(国庫短期証券と国債、財政 投融資特別会計発行債券の合計)は12月末で同0.8%減の82兆円。保有 者全体に占める比率は8.3%と9月末(8.1%)から上昇した。一方で、 日銀の保有は同58.9%増の183兆円と、量的・質的金融緩和により大幅 に増え、保有者全体に占める比率は18.6%と9月末(17.4%)から上昇 した。

資金循環統計は家計や金融機関、法人、政府が保有する資産・負債 を金融商品ごとに四半期ベースで日銀が集計した。

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