MSCI:中国A株の指数組み入れ、120億ドル呼び込む可能性

指数算出会社の米MSCIは24日、 世界の資金運用者がベンチマークとする国際的な株価指数に中国人民元 建てのA株を含める提案について、実現すれば120億ドル(約1兆2300 億円)の資金を呼び込む可能性があるとの見方を示した。

MSCIの見通しはゴールドマン・サックス・グループの予想(44 億ドル)を上回っており、中国の適格外国機関投資家(QFII)制度 で認められた人民元建て証券への投資枠全体の23%に相当する。

MSCIの香港在勤マネジングディレクター、チア・チンピン氏は 上海でのインタビューで、少なくとも80億ドルがMSCI新興市場指数 に流入するだろうと予測。「影響が120億ドルに達する可能性がある。 当然、最も直接的な影響を受けるのは新興市場指数だ」と指摘した。

同氏によれば、MSCIは今後3カ月間に世界の投資家2000-3000 人の意見を聞いた後、6月半ばにA株を含めるかどうかを決定するとい う。香港市場で取引される中国本土の株式は既にMSCI新興市場指数 に組み入れられている。

中国では現在、海外投資家が取引できるのは外貨建てのB株だけ で、A株の取引はQFII制度で認められた機関投資家に限定されてい る。国家外為管理局(SAFE)によると、同制度の下で承認されてい る投資機関は237、投資枠は計523億ドル。

原題:MSCI Says China Index Proposal May Draw $12 Billion to A Shares(抜粋)

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